農地転用と地目変更登記

行政書士業務として農地転用の仕事をいただくわけですが、農地転用の許可がおりても直ぐに地目変更登記を行うわけではありません。農地転用許可を受けて、住宅建築とか太陽光発電施設の建設が開始されるわけです。建設物が完成した後に地目変更登記を行う事になります。

そうすると地目変更登記を忘れてしまう恐れがあります。お客さまは建築物が完成すれば目的は達成されたと感じるからです。事実、太陽光発電目的の農地転用申請業務をいただいたお客様にその後の状況をお聞きしたところ、発電施設は完成したものの地目変更登記はされていませんでした。早速、地目変更登記のために土地家屋調査士さんを紹介させていただきました。(行政書士は農地転用許可申請の専門家です。登記ではありません)

これに対し住宅建設の場合は、一般的に金融機関から融資を受けていますから抵当権設定登記が必要でしょう。その前段階となる所有権保存登記も必要です。建物の底地にも抵当権が設定されるでしょう。
その段階で底地の地目変更登記がなされるはずです。司法書士さんとか土地家屋調査士さんという登記専門家も登場される事ですし。

太陽光発電の場合でも土地の売買が行われる場合は、土地の境目を確認するために隣地の方々にも来てもらい、土地家屋調査士に依頼して測量もされるでしょうから地目変更登記はなされる事になるでしょう。

農地転用許可がおりても地目変更登記がされていない。そのようなケースがあるのでしょう世間には。地目が田畑のままで放置した場合、将来困る事が発生しませんか……。
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