ネット集客とお客様心理

ネット集客とお客様心理
・私は行政書士ですが、ホームページを集客手段の一つとして活用しております。
時々「ホームページを見てお電話しました。」といった感じで電話がかかってきます。
これは業務上の注文とか質問がきた場合です。

携帯電話番号をホームページに記載していますので、いつ何時かかってくるかわかりません。
買い物中など回りに人が沢山いる時にもかかってきますから、小声でボソボソとした声で電話に出る事もあります。こんな時は相手(お客様)に不信感、不快感をあたえる可能性があります。できれば回避したい事です。だから後でかけ直す事を基本にしています。

・ホームページを見られたお客様からの連絡は携帯電話とメールで受け付けておりますが、許認可の業務を依頼したい。というお客様からはほとんどが電話で注文が来ます。メールでの注文はきわめて少数です。
ネットを見てのお客様心理として、『行政書士は人間が商品だから、商品の品質確認は会話をしないとわからない。だから電話をかけてみよう。』という心理だと推測します。

また、人間が商品という事は『自分と相性の合う行政書士を選びたい、意思疎通のかみ合わない人には仕事を頼みたくない。』というお客様心理も働くのでしょう。
以上は私の勝手な推測ですが。

・もう一つの注目点は、お客様はネットで検索して行政書士を選ぶわけですから、当然に複数の候補者が選定されるわけでしょう。
だから電話での問い合わせに対して、お客様が納得できる回答ができなければすぐに別の行政書士の所に去って行かれる。という現状が考えられると感じます。非常にシビアな現実を感じますね。

・ところで行政書士の立場から考えて、『お客様からの注文をお断りしたい場合もあります。電話だとそのあたりの判断ができる。』という側面もあります。事実、私も注文をお断りしたケースが複数回あります。
電話での会話中に不審な感じを受けました。だからお断りしたのです。人間には直感というものが働きますから、それなりにピンと来たのです。

・話を戻します。お客様が電話で質問される内容はどういった事柄でしょうか。私の経験では各人各様でした。特徴的なのはネットに記載した内容の再確認的な質問が来る場合がありますが、この場合はおおむね受注に至りました。
なかにはネットに記載していない分野の業務について質問が来ることがあります。驚きます。
単なる質問だけのケースもありましたが、業務依頼を感じさせるケースもありました。
世の中は不思議です。

でもなれていない業務は経験不足で失敗をするリスクも大きいですから恐いですね。やはり総合的に考えて受注すべきかどうかの判断は必要でしょう。損得にだけに眼を奪われてはいけないと考えています。

・ここで知人による紹介のお客様とネットのお客さまとを比較してみたいと思います。
紹介で来られたお客様の場合、他の行政書士と私を比較するという事はありません。1対1です。だから双方ともに業務の発注、受注を半ば強制された気持ちになるのではないでしょうか。
「この行政書士でよかったのか?」という疑問を抱かれたまま業務が進行する事もあるわけですから、それ以後の進行に「ぎこちなさ」を感じる事があります。
ネット集客のお客様は、すでに行政書士の選択を経てから業務を発注されていますから納得の上での作業です。業務が順調に進むことが多いですね。 会話も順調で誤解も少ないですね。

・当初私はネットのお客さまより紹介のお客様の方が安心できる。と、思いましたが、現実は逆のように感じます。
世の中というのは想像と現実は異なる場合が多いようですね。

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