デジタル庁と電子申請

◇デジタル庁と許認可の電子申請

過去のブロク文面を読み直していましたが、現在とは随分と実情が異なっている事を感じています。
そこでこの文面も全面改訂します。
旧タイトルは「パソコン教室で起業」ですがこれを「デジタル庁と電子申請」に変更しました。何でもアリですよ。

・本論に入ります。 国の行政は、デジタル庁を開業させて国を挙げてデジタル化に取り組むという事ですね。デジタルの意味するところは何なのでしょうか。興味と不気味さを感じます。 
少し前までは買い物時に日本人は現金で支払う事が話題になり、近隣諸国の電子決済普及が先進的という捉え方が連日聞こえていました。
私も現金支払い派でしたが、最近ではクレジットカードとプリペードカード兼用のカードで支払う事が多くなりました。 でも現金支払い支持派です。

・話を本論に戻しますが、私は行政書士という自営業者で、許認可業務を中心に据えた事業形態です。
許認可申請自体については以前から電子申請化の声が聞こえていましたがデジタル庁が出来れば電子申請化が一気に推進されるのでしょうか?
そうなると行政書士に依頼しなくても申請者自身が本人申請を行い、行政書士への依頼が激減するのでしょうか。 この現象を各士業別に予測するホームページも見られるようになりました。果たしてどのように変化するのでしょうか?

・電子申請といっても「紙申請がWeb申請に置き換わっただけ」と「AIが作業を行うので申請自体が簡略化される」など色々な事が考えられます。

・要は申請者が電子申請を利用するか否かで状況は変わってきます。
申請者は電子申請制度を眺め、不安、リスク、効率 などを天秤にかけて経営判断(行政書士依頼の可否)を決める事になるように思います。
という事は、現在の行政書士への依頼者(お客様、申請者)が何を基準に考えて行政書士に依頼してくるのか。 いわゆるお客様の声を分析する必要がありますね。

・話を少しそらします。別の業界の事で恐縮ですが、もう何年も前に「イータックス」という税務申告の電子申請システムが出来ました。
イータックスができた事により税理士が激減したという話は聞きません。
というか、イータックスは税理士がお客様に代わって使用している。というようにも聞きます。
これも参考になる現実でしょう。

・最近のニュースを見ていると色々なところでWeb申し込みが採用されているようですが、それに伴う混乱も多々生じているようです。
特に申込者のWeb能力不足が露呈しているようですが、平易な申込でもこのような状態ですから、質量ともに難度のある許認可申請については幾多の問題が出てくる可能性も予想されますね。

・私は行政書士ですから許認可にかかるWeb申請能力の資質向上をはかる事が繁盛への対策でしょうか?

 

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