起業の現実とプラス思考

起業の現実とプラス思考

・昨今は起業支援、創業支援を行う法人・団体等多いと思います。商工会とか商工会議所も創業支援事業を実施しています。公的な金融機関が創業者向けの融資制度を設けています。

起業を考えてみえる方には魅力的に感じるでしょう。心強く感じるでしょう。

でもちょっと待った。起業して経営者になるのはあなた自身ですよ。支援者は共同経営者ではありませんよ。経営者には全ての権限がありますが全責任を負う義務もあるのですよ。あなたが全責任を負うのですよ。

会社のように相談できる同僚はいません。経営者は孤独だといわれます。

そんな事は起業者なら百も承知。覚悟ができていますよね。でも起業してみて「……こんなはずではなかった。」という声がありますよ。「……全てを自分でする事の厳しさを実感した。」「……これほど信用されないのか。」という声もありますよ。

起業について迷ってみえるあなた。迷っているのなら「起業すべきではないと思います。」

その理由は……起業後は予期せぬ事が多々起きるかもしれないからです。混乱してパニックになるかもしれません。

・私も起業者の自営業者ですが、起業前に考えていた予測と起業後の結果は違っています。
「そもそも人脈だと考えていた層が人脈ではなかった。
逆に人脈と考えていなかった層が人脈だった。」
「予定した業務分野の注文が来なかった。
予定していない業務分野の注文ばかりが来た。」
驚きです。どうもこうもない。 自分の描いた「創業計画が絵に描いた餅」であり「事実は小説より奇なり」という事を思い知っただけです。

・私自身の創業ケースでは未経験の業界に入っていったため、事前の判断材料が少なかった。という原因もありますが、現実的にはプラスもマイナスもありますから、結果数値自体は想定内です。 これはこれで予定通りです。
要は私自身の事業形態が確定化してきたという事です。そのように受け取っています。

・でも想定外のマイナスが過大であればであればどうなっていたでしょうか。
私の事業は資金的に軽いので負担に耐えられますが、一般的には資金的な負担が重くのしかかるのでしょう。想定外が即、運転資金不足に直結し、最悪の場合返済不能に陥ります。経営者は寝られない夜が続くと思います。

起業者が自身の起業計画案に酔ってしまうと客観的判断が狂ってしまいますから危険です。今一歩冷静に考えましょう。人に相談しましょう。起業すべきか否かを。

加えて、経営者は何から何まで一人で背負うのです。庶務に振り回されて本来の事業活動、営業活動の時間が少なくなるかも知れません。その対策も考えていますか。

・でもマイナス志向ばかりでは結果もマイナスでしょう。 プラス思考の方が良いひらめきを思いつき、運を掴み取るものです。 
プラス思考家とは 自分に都合のよい空想家ではなく、現実直視の作戦家 だと私は考えます。 頑張っていきましょう。

・創業に係る許認可申請とか融資に係る事業計画書の作成とかの相談業務に応じます。
 ※相談は原則無料。 書類の作成等は有料です。
◇三重県 津市と松阪市の境界の香良洲町にあります(行政書士小野和男)
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三重県津市の行政書士です。事務所は松阪市との境目の香良洲町にあります。
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