すばらしい会社が埋もれているかも知れません

名古屋にある大規模な展示場でいわゆる産業展を見てきました。

会場には1,000社以上のブースが立ち並び、各々に複数の説明者が配置されてすごい熱気です。内容はいわば物づくり企業の製品展示会といったところです。製品といっても、一般消費者向けの完成品よりも、完成品を構成する部品などが多く展示されていました。部品となると、一般消費者である私にとってはその良さが良くわかりません。このような製品はその道の人に見てもらってこそ意味がある。といったところでしょうか。

ところで、今の日本には外国産の製品が身の回りにたくさんあります。もう日本では製造業の土台がやせ細ってしまったのか、とさえ思っていましたが、この産業展を見学してまだまだ沢山の企業が日本にも生き残っている事を実感し頼もしく思いました。特に創意工夫を凝らしたものが多くて、知恵を絞って生きていくという日本の先進性を感じました。

平日の見学者では、私のような一般消費者は多分少数派でしょう。主流は企業間の取引を模索する企業家でしょうか。

思うに、一般消費者は最終商品の製造業者を一流企業と見る傾向があると思います。なぜなら社会一般に対して広告宣伝をしていますから、誰でも企業名を知る事になるからです。これに対しメーカーを顧客とする製造業者の場合は、目的のメーカーがお客さまであり、広く一般向けに広告宣伝をする必要はありません。だから会社の知名度は低く衆目の知るところではないと思うのです。

したがって、世間一般に有名か無名かは企業の価値判断の物差しではないと思います。無名の中小企業でも本当にすばらしい技術を持つ企業は沢山あると感じました。埋もれているすばらしい会社が少子高齢化の影響を受け、将来人材不足になっていく事が心配ですね。

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