実家を兄弟で共有

最近は空き家対策の記事が新聞とか市町村の広報誌に載っていますが、空き家が増加しており、適性に管理されていない空き家が増えてきているそうです。これからも増え続けるのだそうです。

私の子供のころは、長男は親と同居しているのがごく普通のことでしたから、親が死んでも空き家にならないのが普通です。ところが長男も別居する時代になりましたから、親が死ねば空き家になります。先般耳にした事例では、親と別居している二人の息子が相続し、共有名義で所有権移転登記をするのだそうです。子供にしてみれば生まれ育った実家ですから兄弟二人で維持していきましょうという事になったのかもしれません。

でも何年か先には次の代(孫の代)になります。孫にとっては自分の育った家ではありませんから愛着も少ないでしょう。しかも兄弟とかいとこ同士での共有です。兄弟やいとこの数も増えていれば、空き家の維持管理の権利義務感も相対的に低下しますから無責任状態になる可能性はありませんか。特に遠方に住んでいればなおさらです。遠方の人が空き家の掃除とか除草に来るでしょうか。修繕費を負担するでしょうか。

この場合、空き家の近所に住んでいる孫に対して、世間の責任追及の声が起こるのではありませんか。固定資産税の負担を強要されるのではありませんか。空き家というお荷物を処分したくても共有者全員の同意がないと困難でしょう。問題解決は容易ではなくなります。いとこ同士で対立しませんか。いずれにしても「相続とは紛争問題発生の瞬間である」との思いをします。

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