職場のお局さん

女性の社会進出は当たり前の時代になりました。どこの職場でもベテランの女子社員がいます。ある職場で経理事務を一人で一手に引き受けている女性の話です。どこにでもあるごく普通のケースです。

彼女は帰宅する際には、自分の机には施錠して会計帳簿を他の人に見られなくしていくのだそうです。経理担当者なら当然の行為と思いますが、知人が言うには、そこの事務所では事務所の責任者も会計帳簿を見せてもらっていないのだそうです。びっくりしました。事務所の責任者はたびたび代わっているので経理担当者に遠慮しているのか、知識がないので聞かないのか。経理担当者も責任者を軽視しているのか、そのあたりは定かでありません。でも正常な事ではありません。 監査役の監査はどうなっているのかと聞けば、監査役は選任されていないのだそうです。経営者は経理に疎いから経理担当者を監督する人はいないのだそうです。彼女は怖い者なしのお局さんです。こういった事もあるのですね。

監査とは嫌な言葉ですが、組織体では関係者相互の信頼関係の維持構築のためには重要な事ですね。そこを軽視するから問題が起こるのでしょう。世の中にはしかるべき法人でも、経理担当者による使い込みなどの問題が発生する事があります。多くは監督と監査が不十分なために発見が遅れたというケースだと感じていました。ところで、長年経理事務を任されている人はベテランで周りの信頼もありますから、独断でその業務に関しては勝手な事ができるのでしょう。「職場のお局さん」になってしまうのでしょう。

経理知識のない経営者も多いと思いますが、経営者として最小限の管理行為はすべきでしょう。最小限の行為とは、預金通帳の残高を定期的に確認しておく事です。銀行で通帳に記帳してくれば残高ははっきりします。残高確認をしないから使い込みに気が付かないのでしょう。自治会とか同窓会でも使い込みの記事が新聞に載ります。役員改選を契機に明るみに出るのです。引き継いだ後任者が預金通帳の残高を確認するからだそうです。

残高確認をして、預金残高が想定より少なければ担当者に説明を求める必要があります。加えて預金通帳の出金の記載に不自然な内容はないかチェックすべきでしょう。それから売掛金(売上の未収金)の内容にも目を通すべきでしょう。金払いの良いお客様が何ヶ月も売掛金として未回収状態になっているのは不自然です。すでに回収されているかもしれません。帳簿上は未収となっていても。

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