スペシャリストとゼネラリスト

スペシャリストとゼネラリスト

・私は団体職員を定年退職後行政書士を開業し.丸8年が経過しました。振り返ると勉強の連続でした。
仕事を受注すれば何か新しい事に直面します。
仕事を受注すればするほど新しい事、知らない事が私の前に立ちはだかるのです。
そのたびに勉強です。無理やりに勉強をさせられている感もありますが、知識経験として蓄積していけばいずれ一人前のなるだろう。と思っていますが、いつまでたっても新しい事に直面しています。勉強の連続で自信が湧くというのはまだまだ先のようです。
時代も少しづつ変わっていきますから追いつく事は無理なのでしょうか?

・行政書士は業務分野が広いので取扱業務分野を広げれば広げるほど未知の問題に直面するのは避けられないところでしょう。
という事は、1つの業務分野に限定して業務を受けていけば専門性も深まり仕事の効率も向上して一人前に向かっていくといえます。
いわゆるスペシャリストですね。
私も開業時点で若ければスペシャリストを志向していたのかもしれません。

・でも定年退職後の開業でしたから行政書士人生も短い。だから仕事の選り好みをできる立場ではない。贅沢はできない。
寄せられた仕事はできるだけ挑戦だ。というゼネラリスト志向でスタートしました。
その結果なのでしょうか、とにかく現実の仕事では色々な出来事に直面しますね。驚きました。

・許認可申請業務と言うと単なる申請書作成業務で難緯度は低い。という意見もあるかと思いますが、情報化の時代ですから軽易であれば本人申請でできます。
難度があるから何万円も支払って行政書士に依頼してくるのでしょう。仕事をもらうという事は難問との戦いをもらうという事を意味していると感じますね。勉強の連続ですね。そのような事が理解できる今日この頃です。
ただし業務に継続性のある分野であれば、次回以降の業務の難易度は下りますね。一応そのお客様の事例についての知識経験を体得できていますので楽になります。固定客としてのありがたさを感じる側面はあります。

・話を変えます。人間は年を取ります。時代も変わっていきます。いつまでも現状が続くわけではありません。
自身の経営方針を見つめ直し業務分野の再編成、再構築を考えていく必要性を感じています。
そのようにしないと職業人生が長続きしないと感じています。
すでに変化に向けた手を少しづつ打っていますが「吉と出るか凶とでるか」どちらでしょうか?。
年齢的にはどちらでも構いません。定年退職後の高齢者ですから。
でも働き盛りの人だと大変ですね。自身の生活がかかっていますから。
独身であるとか兼業があるとかの状況でなければ生活が成り立たなくなりますね。起業の厳しさを感じます。

お気軽にご相談ください

三重県津市の行政書士です。事務所は松阪市との境目の香良洲町にあります。
建設業許可申請、産業廃棄物収集運搬業許可申請、農地転用許可申請にかかる業務についてはぜひご利用ください。お気軽にご相談ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です