ビジネス感覚を養うゲーム

前回、マネジメントゲーム研修を受講した際のお話を記載させていただきました。今回は前回の続編です。マネジメントゲームでは限られた条件の中で多くの研修ができ、体験感覚を得られるすばらしいゲームだと感じました。

研修では私たちのグループは価格競争になり低価格の人が売上を伸ばしていく状況でした。ただし低価格ですから採算割れしているはずです。適正価格を提示した私の商品は全く売れません。だから途中から赤字を増やさないように仕入も製造もストップして臨みましたが、ゲームでは最期まで価格競争に終始しました。

そのためゲーム上の私の会社は開店休業状態でした。これでは研修になりません。多分多くのメンバーが赤字で終了したのでしょう。逆に皆が黒字になろうと思えば「談合をする。」という手法が考えられます。

マネジメントゲームは架空のビジネスですから損失に対する実害がありません。だから採算割れの異常さが気にならなくなってしまうのでしょう。もし金銭が絡んでくれば当然に適正価格でのゲーム展開になるのかもしれません。でも金銭をかける事は法に抵触する事ですからできません。

ゲームでも競争感覚だけは生じますからこのような低価格競争になるのでしょう。

どんな研修でも思うことですが、講師のやり方しだいで結果は異なってくるように思います。今回は2日間の日程を1日に短縮したのですから大変です。スピードが速くて年配の私にはついていくのがやっとです。考えている暇などありません。

私などは2日間であっても50%習得は無理だと思いますから、1日間に圧縮されれば20%の習得があれば御の字ではないでしょうか。

少し話は変わりますが、研修で100点を求めて30点しか取れない場合と、70点を求めて40点を得られる場合に皆さんはどちらを選びますか。私は身の丈を求めますから多くは望みません。だから研修のスピードが速ければ無理に着いていきません。落伍します。マイペースの方が得られるものが多くなるからです。ところが今回は団体競技のようなものです。他の人に迷惑を掛けるかもしれません。ここがつらいですね。みなさんならどうでしょうか。

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