シニアの生きがい
シニアの生きがい
・もう10年ほど昔の事になりますが、1年先輩の方から「退職後はテレビの番人ですよ。」という言葉をいただきました。
テレビの前で一日を過ごしている。という意味です。
実際に定年退職してみて感じた事ですが、自分の周りから人がいなくなります。 最初は解放感で嬉しくて気になりません。
でも何か月かすると気持ちも変わります。 さてどうしたものかと・・・。
話しは変わりますが、以前自分自身の定年退職後のライフプランを考えたのですが、退職後といっても結構長期になりますね。
最初に公的年金が何歳からいくら支給され、何歳から増額になるとか、個人年金、財形年金にも加入していたのでその支給も考慮した表を作ってみました。
これを作成するとおおまかな収入額が把握でき、気持ちが落ち着きました。やはり「金の不安が心の不安」です。
少額でも額を把握できるという事が重要です。これを基礎に生活形態を考えていく土台が明確になるのですから。
・話しを戻します。「自分の周りから人がいなくなります」というところが大問題ですね。
人と交わらなければ頭を使わなくなる。手足を使わなくなる。これは老化への超特急に乗っているようなものでしょう。
そこでとりあえず「頭を使う事、手足を使う事」を考えますね。これは自分自身だけでできる事を考え実行すればなんとかなる事です。
次に人との交わりです。巷ではボランティア活動、趣味活動などに熱中する人を見ています。これが現実的?・・・。
小学校の登下校時間に交差点に立つ高齢者の方がいます。腕章をしていますから公的活動に参加されているのでしょうか。
・私は60歳代は働き、70歳代は趣味活動に力をいれ、80歳以降は健康維持、機能維持のための活動をしたいとの基本方針を考えました。
働くと言っても自営業(行政書士開業)を立ち上げました。
当初は顧客獲得に苦慮しましたがなんとか続けています。年金生活者ですから身の丈に合うレベルで充分です。
70歳になりました。これからは趣味活動に没頭?・・ いえいえ行政書士業務を続けていきますよ、これからも・・。
ではいつ廃業するの?・・。 それはお客様が私から離れていく状況をみての決断ですね。
・自営業の良いところはマイペースを保てる事です。定年が無い事です。そうなるためには当然に努力が必要ですが。
日本では起業(創業)自体が少ないようです。起業してもうまくいかずに廃業にいたる。借金を抱えて・・。
悲劇ですね。 だから起業を進める事はできませんが、うまくいけば面白い、生きがいになる、定年が無い。
良い事が多いのも事実でしょう。
私の場合は、成功していない、でも失敗ではない。普通。 では何を得てリるのか・・「人との接点、ビジネス感、まだ現役感」
等々様々です。1件業務を得られれば新しい問題に直面。新たな知識、経験の取得がある。充実感もでます。
この文を読んでいただき、起業に興味のある方はお声をかけていただければ幸です。
行政書士小野和男 ☞ 電話090-5872-0705
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建設業許可申請、産業廃棄物収集運搬業許可申請、農地転用許可申請にかかる業務についてはぜひご利用ください。お気軽にご相談ください。