売上金は自分のお金でしょうか

売上金は自分のお金でしょうか?
・売上金(売掛金)を集金して手にすると、「このお金は全額自分のものだ。自分の金だから自由に使っても構わない。」
このように考える経営者がいます。私の知人にもいます。この手の人は必ず何人かは存在するようですね。
じじつ、集金したお金の所有権は経営者にありますから、経営者が自由に使用しても何ら問題は発生しないはずです。

しかしながら売上金は仕入代金や経費の支払いにも使用する必要があります。そのようにして事業(経営活動)は成り立っているのですから、売上金から仕入代金(売上原価)と経費を差し引いた「利益額」が自由に使えるお金という事になります。

こういった仕組みは経営者であれば周知の事実です。でもお金を手にすると無性に使いたくなる人はいるのです。使ってしまえばその後に発生する仕入とか経費の支払資金が不足しますから、次には支払資金捻出の苦労が待ち構えています。だから前述の方は経営者失格という事になります。このような事が重なれば廃業は時間の問題となりますね。
でも何年も事業は継続されている場合も見かけます。このようなケースに出くわします。その仕組みはどうなっているのでしょうか?

このような経営者には、しっかり者の配偶者とか後継者がついています。その方たちがバック生活科とアップしているのです。だからなんとかやりくりできているのです。

・最近では時代劇が少なくなりましたが、時代劇を見ていると繁盛店の若旦那で遊び人・無駄遣いの人物が登場して、店が事件に巻き込まれていきます。定型の筋書きです。
このような構造は今も昔も大きな変化はないようですね。

ところで、このような仕組みは学習する必要が有ると思うのですが、何歳ぐらいにどの教科で学習するのでしょうか? 私の記憶をたどっても思い出せません。不明です。確実に言えるのは複式簿記の独学時代です。でも複式簿記学習をする人は少数派ですよ。
さて・・・・。
それはともかく、社会生活上必要な常識。は何歳ぐらいにどの教科で学習したのでしょうか? 全く記憶にありません。
私の人生における七不思議ですよ。

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三重県津市の行政書士です。事務所は松阪市との境目の香良洲町にあります。
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