奨学金の返済
私の若い頃は娘に嫁入り道具を持たせて嫁がせるのが一般的でした。その後ライフスタイルなどが変化し、嫁入り道具の必要性が低下し、代わりに高学歴をつけさせて嫁入りさせるケースが多くなったのではないでしょうか。
ところが進学率の上昇と共に、以前なら大学進学をしなかった層までが進学するようになり、その結果、学費を奨学金に頼る傾向が強くなったというのです。奨学金と言っても返済義務のある借入金です。だから卒業後に働いて返済するのです。でも卒業すると結婚の適齢期です。結婚すれば奨学金という借金を背負ったまま嫁ぐことになります。
ここまでを整理すると「婚礼家具持参の結婚」→「高学歴をつけての結婚」→「奨学金の返済義務を持っての結婚」という変化があります。時代の流れは恐ろしいものです。
現代では「息子の嫁は奨学金という借金持参で嫁いできた。返済が始まるのです。息子が弁済していく事になるのですよ。腹立たしい。」という声が聞こえてきます。
話を変えます。
世の中は高学歴社会に向かっているのですね。そういえば理科系の人は大学院(修士課程)までいかなければ、専門的な職業に就けない(企業の研究部門に就職できない)。という事らしいですね。ただ、大学院を修了してもそれに見合う就職がなかったら大変です。体裁を繕うために外国留学をする。という人もいるようです。その後はどうなるのでしょうか。日本に就職先がなければ外国で就職されるのでしょうか。選択肢は様々だと思いますが。
何を言いたいのかというと、高学歴までいくと年齢も高くなります。そうすると、就職先はなおさら少なくなります。かといって高学歴が邪魔をしますから、仕事を選びたいでしょう。何でもします。とは言わないでしょう。ここで暗礁に乗り上げませんか。高学歴者の就職先、それは自営業が答えの一つです。自営業は他人に使われませんから。経営者ですから。そのような人の選択肢の一つではありませんか。まじめに考えてみましょう。
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