資格試験挑戦
勤め先の企業で安定した立場を維持したいとか、定年退職後の人生を充実させたいなどの理由で資格に挑戦する人も多いと思います。
資格といっても千差万別ですが、一定の能力とか知識、技能を習得すれば得られる資格・検定(いわゆる自動車運転免許型)と、定員がほぼ定まっておりその中に入らないと合格できない資格(競争型。多くの士業)に大別できるのではないでしょうか。
私は勤務していた業務上、30歳代で行政書士試験に合格しました。50歳代で社会保険労務士試験に挑戦しましたが、不合格を重ね、ついにあきらめました。
30歳代と50歳代の違いを十分に認識させていただきました。
50歳代では疲れを感じました。目が疲れる、肩がこる、集中力が長く保てない、疲労が抜けない、等です。
合格率が10パーセントに満たない試験への挑戦でしたから、他の受験者との競争になります。試験では試験時間を長時間に設定してあり、時間内に処理できないほどの多量の問題が出るのです。
そうすると知識をつけても得点能力が上がりません。持久力とか処理能力の速さも必要となるからです.集中力は長時間維持できません。落ちてきます。
だから若い人ほど有利です。やはり「鉄は熱いうちに打て」と、言う通りです。
先日、偶然にお会いできた先輩(職場関係ではありません)によると、50歳代で行政書士試験に挑戦されたそうですが、「的外れの勉強ばかりして合格できませんでした。」というお話をいただきました。
私の場合もそうでしたが、中高齢で競争型の資格試験への挑戦は厳しい現実があります。
これを読まれている皆さんは、資格試験に挑戦するのなら一刻も早い方が良いと思います。人間には老化していく現実があるのだから。
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