戸籍の附票
最近戸籍の附票をとる機会がありました。業務で取得したケースです。農地法関係の仕事(農地転用とか非農地証明願)をいただきましたので必要になったのです。農地転用のお仕事をいただくと必要になる事が多いですね。
戸籍の附票というのは聞きなれない言葉かもしれませんが、転勤族にとっては意味のある書面です。
すなわち戸籍には住所を移転(移転先で住民票が発行される転居)をする毎に移転先の住所が順を追って記載されていきますがその移転先の住所を羅列的に記載された一覧表が戸籍の附票です。実際には「住所」「住定日」が順に記載されていきます。
ところで戸籍の附票をとればその人の転居暦が全てわかるのかというとそうだとも限りません。もっと古い記録は原附票(はらふひょう)として分離されている事もあります。それはともかく、このような内容の部分も戸籍にはあるという事です。
話を変えます。
4月も末になりますが、転勤して見知らぬ土地で新たなスタートを迎えられた方も多いことと推測します。転勤の多い方は本籍地をどこにされているのでしょうか。ご先祖様のお墓のある所でしょうか、興味があります。
先祖伝来の土地に住む私にっては、住所すなわち本籍地でありお墓の所在地です。これが3点セットになっています。
しかし転勤族を親に持つ次世代の転勤族の方は、自分が育った場所にも先祖のお墓はない。お墓のある土地は親の出身地ではあるが自分は住んだ経験は無い。そういう状況の方も多い事でしょう。そうなると故郷イコールお墓の所在地ではなくなります。
少子高齢化の時代となりましたからお墓の管理をしていく親族にも事欠く時代になってきているように感じます。現代では土葬の時代から火葬の時代になりましたから、お墓自体も転居させて身近でご先祖様の供養ができやすくなっているようにも思えます。
いずれにしても本籍地とかお墓の所在地などのように基盤となる場所があると心が落ち着くように思いますが。皆さんはどのように思いますか。
三重県津市の行政書士です。
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