勤務先の社長急死
勤務先の経営者が突然亡くなられました。後継者はいません。小規模で社長におんぶされているような会社ですから「社長がこけたら皆こけた」状態になります。従業員であるあなたはどうしますか。失業する事の動揺で体調不良となり病院行きですか。公共職業安定所に駆け込みますか。当面は何も考えずに廃業整理に協力されますか。
私の知っている事業所では従業員がその事業をもらい受けましたね。このようなケースを私は複数見てきています。
一つのケースでは、経営者家族の理解を得て、同所で従業員が同社の社長に就任し、事業を後継されました。もう一つのケースでは、従業員がまとまって別のところに簡易的な作業場を建設し、共同経営で事業を承継されました。いずれのケースともそれまでの事業が軌道に乗っており顧客がついていましたから、間髪をいれずに事業を継続すれば当面の廃業は回避できるケースでした。取引先も引き続き取引をしていただけたようです。
関係者方の賢明な判断があったからだと思いますが、最初に決断された方に敬意を表したいと思います。
働き盛りの従業員であれば失業するわけにもいきませんから、突如自分が引き受けてもいいように日頃から心構えを持つ事が重要だと感じました。これまで接する事のなかった社長としての業務もありますから。日頃から起業勉強をされてみる事を考えてみてはどうですか。
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三重県津市の行政書士です。事務所は松阪市との境目の香良洲町にあります。
建設業許可申請、産業廃棄物収集運搬業許可申請、農地転用許可申請にかかる業務についてはぜひご利用ください。お気軽にご相談ください。
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