客層の絞り込み

◇客層の絞り込み
・若干古い話で恐縮ですが、県外のある大規模なレジャー施設に遊びに行った時の事です。入場してみるとお客様の少ないことに驚きを感じました。

冬ですが晴れて温暖な日で土曜日でした。相当に賑わっているかと思って朝早くから家を出たので驚きでした。遠方なので道路の渋滞とか駐車場の混雑を心配したのに拍子抜けです。これならもっとゆっくりと出発しても良かったのでした。

ところで来場客の多くは若い男女のカップルでした。家族連れとか数人のグループは少数です。
こうなると、ペアでない人には肩身の狭い場所ではないのでしょうか。私も妻と行きましたから、年配者でも一応は男女のペアですから、気持ちの上では落ち着けました。

入ってみると小さな子供とか老人向きの施設ではありませんね。男女のカップルが多いのもうなずけます。 意図的に客層の絞り込みを行っているのでしょうか。
当然の事ですが客層は施設内容によって決まってきますから、客層を変えたければ施設の内容を変えれば良い事になります。

私の業務に目を移します。私は自営業者(行政書士)ですが、行政書士の業務分野は幅広く、多義にわたります。
そのため経営面から考えると、 どのような分野の業務をしたら良いのかのか。 客層はどうか。 業務分野ごとの需給状況はどうなのか。 商品の価格帯はどうするのか。 PRはどうするのか。 等々について自分の能力を含めて総合的に考える必要があります。

・とはいえ、自分の考えにより積極的に変えていくのは厳しいですね。
なぜなら私の現状の取扱分野は自然の流れに沿った結果であり、これを変えるという事は自然の流れに棹差す事であり、抵抗していく事にほかなりませんから。

・そうなると、現状を維持したまま新たな変化を志向すれば経営的には安全ですが、業務分野の間口が広がります。間口を広げるのは得策ではありません。一般的には。
むしろ間口を狭め、専門化して、客層の絞込みを行うのが経営のイロハでしょう。
このあたりは商圏人口の大きさにも左右されるのでしょう。

最終的には商圏の人口規模が可能性の大小と比例するように感じています。
間違っているでしょうか? 教えてください。

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三重県津市の行政書士です。事務所は松阪市との境目の香良洲町にあります。
建設業許可申請、産業廃棄物収集運搬業許可申請、農地転用許可申請にかかる業務についてはぜひご利用ください。お気軽にご相談ください。

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