関西万博見学体験談・当日登録端末機利用体験談

関西万博見学体験談・当日登録端末機利用体験談

・関西万博に行ってきました。

5月13日火曜日です。比較的入場者の少ない時期の平日だから空いていると考えていましたが混んでいましたね(個人の感覚)

・午前8時過ぎ、地下鉄の夢洲駅を降りて駅を出ると万博会場東ゲート前の広場です。随分広い敷地ですが、すでに大勢の人が並んでいます。午前9時開門ですから1時間並ぶのは当然の事ですが、それにしても人が多い。最後に並んだ私の周囲もすぐに人で満杯になりました。
・9時になり開門されましたが行列は遅々とした進行。10分くらい経過しても入口を通過できない。開門されれば5分以内に入れる人数だと思っていたので見込み違い。

その原因は入場ゲートに空港の手荷物検査・身体検査みたいな光景が登場した事で理解。
「なるほど万国へ入って行くという事か」「日本は島国にだから空港並みの検査から始まるのか・・・なんとなく納得。」

 

◇体験①午前中は比較的多くのパビリオンに入場出来ました

・9時台は予約不要の海外パビリオンだけでなく予約優先の韓国パビリオンなどでも予約無し即入場できました。まだ空いているのだ。

「輪島塗大型地球儀」が展示されている夜の地球パビリオンに入って驚きました。見学者は我々夫婦のみ。他の見学者はいない。なんという贅沢な体験か・・。嬉しくなります。

9時10時の時間帯は効率よく入場すれば数多くのパビリオン入場できますね。
逆に午後は入場者が増えましたね。人気のなさそうなパビリオンでも入場待ちの行列が発生していました。
40分並んで入館しても数分で退出した。というパビリオンもありましたよ。

 

◇体験②予約パビリオンへの入場体験

・事前にネットで5つのパビリオンに入場予約を入れましたが当選は1か所のみ。
第一希望のイタリアパビリオンはハズレ。残念。
当選はオーストラリアパビリオンのみです。11時40分頃に行くとすでに入口前には予約無し入場者の長い行列ができていました。その横に予約者向けの別ルートが併設されており、長い行列を横目に別ルートから即入場。予約効果は抜群で満足感が大きい。
ただし会場内移動のロスを考える必要が有るし、他のパビリオンに並ぶ時間調整の必要も発生する。

 

◇体験③当日登録端末機の使用体験

・事前予約のパビリオンに入場後、やっと当日会場内予約が可能となります。
午後の予約を取りに会場内に設置された「当日登録端末機」の場所に向かいました。すでに20人ほどが行列を作って順番待ちをしています。若者も多い事に驚きましたね。若者はスマホ使用だからここは高齢者向けの場所なのだと考えていましたが違いましたね。事実は小説より奇なりという事かな。

・当日登録端末機はデスクトップのパソコンといった形。その横にデジタルチケットのQRコード読取用機器が置いてあります。それにQRコードを読み取らせると端末機がスタンバイ状態となりました。
画面にタッチしながら進行。 最初に予約制採用のパビリオンが表示されますが大部分が「当日枠無し(満杯)」の表示。えー・・・予約できない。20分以上並んで待ったのに無駄骨。我々の後ろにも20人以上並んでいるよ。でもこの人たち残された少数の予約可能パビリオンを予約するのかも?

ちなみに端末機の横には予約が取れた場合にレシート状の紙を出力する機器がありましたが、私はそこまで行きつくまでに終了させましたね。何も予約せずに。

関西万博では予約の文字が幅を利かせていますが「事前予約しても多くが抽選で落選。当日枠予約は枠無し」、これが私の体験でしたね。自宅と会場で予約に努力と時間を割きましたが、虚しさが残ったのが実感ですね。時間の無駄使い。

 

体験④長時間の長い行列に耐える

有力なパビリオンに入場するには長時間長い行列に並ぶ、というのは当然の事と思っています。ある意味イベントの醍醐味だと考える年代ですね。

アメリカ合衆国とフランスのパビリオンが隣接しています。両方ともに長蛇の列です。夕刻はこれに挑戦しました。最初にフランス、次にアメリカ。両方ともに入館して満足感を得ましたね。内容も良かった。(個人の感想)
アメリカ館では月の石がありました。私は1970年の大阪万博でも月の石を見ました。当時中学生でした。
(アメリカ館が予約制でなくてよかった。)

やはり大国は質的にも違いますね。ドイツパビリオンも良かったですよ(午前中なのですぐに入館できた。) 長時間の行列も一つの思い出になります。

蛇足ですが、予約なしのパビリオンは入場待ちで並ぶのですが、行列が長くなると「入場制限」をかけるパビリオンに遭遇しました。
並ぶスペースが少ないため行列の最後尾でストップをかけて並ばせないのです。ネラっていたパビリオンで残念。くやしい。

ちなみに、コモンズパビリオンにも入りました。並ばずに入れました。多くの国が一つの建物内にひしめき合い出展しており、いわゆる展示会のブース群の感覚でした。1つのブースを1国で使用しているのでわかりやすい。これはこれで面白いですね。
ただし、ブースのスペースをもう少し広く充実してほしいですね。参加国がかわいそう。(個人の感想)

 

体験⑤予約制度の意味を体感

・会場を移動中シグネチャーパビリオンが並ぶ一角を通りました。入れないか尋ねると「予約が無いと入れない。並べない。」との事です。
日本の自治体パビリオン、日本企業パビリオンの幾つかも予約制のみです。
入場可能者数に限りがあるから仕方のない事でしょうが・・・・追い返された私は不愉快な思いで海外パビリオン地域に再度向かいました。
これって、主催国側(日本)のパビリオンから追い返した見学者を予約無しで入場可能の海外パビリオン等に押し付けている事にならないの? と感じましたね。

パビリオンの事前予約が数か所可能であれば予約制度のありがたみを享受できるのですが、事前予約申込をしても大半が抽選でハズレましたよ。当日枠予約はほぼ枠無しでしたよ。という事は私は「予約」という言葉を過大解釈していたの?  でも万博のホームページを見ると予約について重要視している感じですよ。 このあたりのズレに疑問を感じますね。予約制度に疑問を感じますね。
予約できる回数は複数あるようですが、予約制度にお付き合いするほどのマニアではないし。

現実に多くのパビリオンで長蛇の列ができているのですから、仮にパビリオンの多くが予約制度を採用していれば入場者の行先が無くなってしまうかも? 仕方がないからトイレに並ぶかも。(冗談ですが)

 

体験⑥無料給水を利用

・万博会場では各所で飲食物を売っています。でも高価ですね(個人の感想)。
私はオーストラリアパビリオン見学後、横の売店(オーストラリア館)で「クロコダイル(ワニ)肉のサンドイッチ」を食べたのですが満足しました。その理由は珍しい飲食物だし美味だったからです。でも通常の飲食物が高価であれば抵抗感が出ますよね。
だからスイーツも外国パビリオン併設のところで食べましたね。

・ところで会場内には「無料給水スポット」があり利用しました。
10人以上の行列ができており、目にとまったので何だろうと思って聞いたところ無料給水だというので利用する気になりました。持ち込んだペットボトルのお茶が空になっていたのです。
15分ほど並び、早速ペットボトル一杯に給水しましたね。すでに私の後ろにも何人も並んでいます。人気があるのですね。

何人もの人が並んででも利用する気になっているという事に注目しましたね。

 

体験⑦大屋根リングでの危険な体験

夜、大屋根リングに昇りました。午後にも一度上っているのでこの日2回目です。
リング上から「アオと夜の虹のパレード」を見るためです。

リングに昇るためのエスカレーターは混みあっています。我々の前には白人男女が乗っています。この白人男女がエスカレーターを昇り終えて3歩ほど歩き止まったのです。
突然で驚きました。我々も止まれば後ろの人たちはエスカレーター上で将棋倒し? 大事故になるかもしれません。

日本語で叫びましたが通じません。妻が白人女性を押し出しました。これで事なきを得ました。
私は白人男性を避けるように横から奥に進みました。後続の人もついてきたみたいです。

大屋根リング上では係員が「立ち止まらないように」と呼びかけていますが外国人には通じませんよね。
白人男女の先には人の流れに停滞ができていたのが原因だと思いますが恐いですね。
ちなみに、大屋根リング上から見るリング内のパビリオン群はカラフルで美しいです。見惚れますね。
ただし風が強くて体温を奪われる。上着を着ましたよ。

 

体験⑧帰りの足を心配したが杞憂に終わる

・午後9時ころ会場を出ました。帰路も夢洲駅から地下鉄利用です。
地下鉄(列車)に乗るまでには相当な行列に並び待つ必要が有るだろうと、悲観的に考えていました。

駅に向かう人の量は朝以上です。この時間になると皆一斉に帰路につくという状況ですよね。
駅に向かう人波は東口ゲート前広場をぐるっと一周するコースで流れています。渋滞が起きても対処できるコース設定ですね。

ところが渋滞がありません。駅に入っても流れています。ホームまで渋滞無しです。
地下鉄(列車)の本数が多いという事ですよ。ピストン輸送体制が出来上がっているのには感心しました。素晴らしい事です。関係者に敬意を持ちます。

 

◇その後:午前9時から午後9時頃までの12時間万博が終了しました。つかれましたね。特に足が。
まだこの先、鉄道、自家用車利用で三重まで帰宅します。帰宅時間は翌日になっていますよ。
振り返ると悪戦苦闘してネットで前売券を購入した甲斐がありました。
興味のある方は「万博前売りチケット購入体験(悪戦苦闘の実体験)・パビリオン予約体験(悪戦苦闘です)」も読んでいただければ幸です。
☞ 万博前売りチケット購入体験・パビリオン予約体験

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