公正証書遺言書

公正証書遺言書

・私は許認可申請業務を中心に業務展開を行っており、遺言書作成に関する業務はしていないのですが、
知人から相談を受ける事は時々あります。その実態は遺言書の作成をしてほしい。という話ですね。

・そういった時、私は公正証書の遺言書作成を勧めています。そうすると「そんな大げさなものでなくても・・・」
という返事が返ってきます。 公正証書と聞くと恐れおののくのです。
次に「簡単な遺言書で良いのですが・・・」との言葉をいただきます。
簡単とは自筆証書遺言書を指しているようですね。
要するに自筆証書遺言書作成のお手伝いをしてほしい。という考えのようです。
でも色々と相談をしてみると結局公正証書遺言書の作成支援で落ち着きました。
支援といっても作成完了までの諸作業を代行および支援させていただきます。
具体的には ①お客様のご意向を聞き、②資料を整え、③公証人の所に行き手続きをしてきます。
この結果お客様は作成当日公証役場に行くだけです。

・一般にお客様と相談していると、遺言書の記載内容には熱心に熟慮されますが、それでおしまい。
遺言書の作成自体が終着駅になっているという気がします。作成できれば目的達成だという感じです。
でもちょっと待って下さい。遺言書は紙ですよ。手足とか口はありません。
誰かが執行しないと日の目を見ないでしょう。加えて紛失とか毀損の恐れもありますよ。
だから遺言書の実行(執行)にも配慮すべきでしょう。

・ところで遺言執行者は遺言書に記載すると便利です。親族の1人を充てるのが現実的でしょう。
となると、親族が遺言執行者として単独で容易に確実に執行できることが要請されますよね。
結局結局証書遺言書が現実的となりました。しかも紛失とか毀損に対して公証役場で再発行ができますから。

・少し横道にそれますが、相続を題材にしたテレビドラマは時々ありますね。それを見ていると、
相続とは複雑怪奇だと感じますね。相続を境に喧嘩別れになっていまきすよ。しこりが残ってしまいますよ。
だから遺言書を作成して相続人間の対立を未然に防ぐのですね。
各相続人の不満を被相続人(死者)が背負う(悪者になる)事で不満を解消しましょう。

以前、遺言書作成にかかる過程で私はテレビドラマ以上に想像を絶する経験をしたことがあります。
“現実は小説より奇なり” という諺どおりです。
模倣されるといけませんので概要は記載しませんが、相続とは複雑怪奇です。関わりたくないですね。

参考:☞ 当職の遺言書作成お手伝いの概要ページ

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