老害
今年もあと2週間ほどになってきました。近年、1年が早く過ぎるような気がします。
多分、年をとりたくない。という気持ちが強くなってきたからでしょう。私はまだ60歳代半ば近くですから老いぼれてくる年齢ではありませんが、体の機能は下降線にある事を感じる事は多くなってきました。
ところで世の中の流れは「高齢者も労働力」という方向です。事実、何歳になっても働きたい。という高齢者が多いのも事実です。「退職再雇用」という言葉が何年か前からよく聞こえてくるようになりました。最近は「定年延長」という言葉が増えています。
私はこの2つの言葉の違いが非常に重要だと思います。
再雇用であれば、再就職という雰囲気があります。だから再雇用者は新人ともいえます。でも定年延長であれば退職していませんから高齢者は職場の先輩です。時代の流れに取り残され、体の機能も弱くなった先輩が増えるという事になりませんか。でも口は弱ってきません。口だけ達者な先輩が大挙して発生すれば、組織体制(会社)は混乱しませんか。これは「老害」ですね。
現在私は前職を定年退職して行政書士という自営業です。いわゆる「ひとり親方」ですから、自分自身の老害のよる結果は自分で背負い込むことになります。でも組織体(会社)であれば老害の責任はどうなるのでしょうか。誰が背負い込む事になるのでしょうか。
要は高齢者には高齢者に適した部署があれば老害も防げるでしょうが、あるとは限りません。もう一つ、世の中には先輩を重んじるという美徳がありますから、美徳が時代錯誤を認める免罪符になるようにも感じます……。
勝手な想像をして申し訳ありません。皆さんはどう思いますか。
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私はまだ60歳代半ばですが、、、
それが老害と言うものです。
自覚と客観的にモノを見る目は何歳になっても必要です。
記事を書き自覚する、注意するのは素晴らしい事ですけどね。