「議事録の書き方」という書籍名

最近地元の公立図書館が「古くなった書籍の無償提供」を行いました。希望する住民は提供日に図書館前に並びます。私は会場で処分対象の書籍の山から「議事録の書き方」という書籍を選びました。他の人には興味のなさそうな題名です。他にも何冊か選びましたが、他の人々と競争ですからゆっくり内容の確認をしている余裕はありませんでした。

帰宅後、本を読んでびっくり仰天。想定外の内容でした。

職業柄、会社とか法人の総会、役員会等の議事録の書き方を想定していました。ところがその内容は「メーカー(製造業)の技術畑の社員が、伺いをたてる稟議書」とか「メーカー同士の協議における会話記録」「内部技術会議の内容」を記載した議事録でした。そもそもこのような性格の文書を議事録と称する事すら私は知りませんでした。著者を見てみたら東大工学部卒の大手メーカー勤務の方でした。

そもそも文系である私には理系の書籍は手に取ることもなかったのが現実でした。だから別世界を眺めた新鮮さを感じられました。技術者の社会には技術者の世界がある。という感じでしょうか。

この本に書いてある内容を一部抽出させていただきますと、『エンジニアの世界では妥協というものが許されず、どうしても白黒をはっきり決めなければ仕事にならない。「こうだからこうだ。」と決め付け相手を袋小路に追い詰める。ところが文科系の人は「こう思うのですがどうでしょうか? こうではないでしょうか?」と、相手に逃げ道を作っておいてくれる。』とあります。技術者と事務営業系にはこのような違いがあると言うのです。

大企業内部の事は私にはわかりませんが、興味の持てる表現だと感じました。正直なところ、どうあるべきかは判断できませんが、『日本語の持つ意味は、所属する社会が変われば意味も変わる。自分の見ている社会が全てではない。』という考えを持ちました。技術者の社会で言う議事録は、行政書士である私には作成できません。すべきでもありません。そう思いました。

良い本を入手でき感謝しています。

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